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【2025年箱根駅伝 優勝校・青山学院大学インタビュー】箱根駅伝メンバーの鶴川選手、塩出選手が積極的に活用!

  • 執筆者の写真: WNI事務局
    WNI事務局
  • 1 日前
  • 読了時間: 8分

陸上競技部、大躍進の影に1.7気圧酸素カプセルが貢献!


 2025年の箱根駅伝で優勝を果たした青山学院大学。その強さの背景には、厳しいトレーニングだけでなく、選手一人ひとりの工夫や習慣があった。特に、体調管理は各選手に委ねられており、高い自主性が求められる。その自主性こそが、青学の強さの秘訣の一つとなっている。


 そのような状況で1.7気圧酸素カプセルを積極的に活用している選手がいる。酸素カプセルと言えば疲労回復だけでなく、睡眠の質もサポートする事でご存じの方も多いが、それが自分自身のパフォーマンス向上にも繋がると、選手自ら選択して活用しているところが、主体性を重んじる青学の強さだ。


 では実際、駅伝シーズン(10月〜1月上旬)ほぼ毎日利用中の選手はどのような効果を感じているのか?  2025年箱根駅伝にて8区担当の塩出翔太選手(3年)と3区担当の鶴川正也選手(4年)に、1.7気圧酸素カプセルの感想やその効果をお聞きした。


※学年は取材時(2025年1月末現在)となります。


左:8区担当の塩出翔太選手(3年)、右:3区担当の鶴川正也選手(4年)
左:8区担当の塩出翔太選手(3年)、右:3区担当の鶴川正也選手(4年)
青山学院大学陸上競技部の選手たち

取材のまとめ


◼︎利用目的

塩出:高校時代に学校の1.5気圧酸素カプセルを利用。疲労回復や故障時の怪我の回復が早い高気圧の酸素療法について、その効果を認知していた。

鶴川:毎日の練習の疲労回復に、一番効果的な施策を模索していた。


◼︎抱えていた課題

塩出:練習後の早期疲労回復や怪我の早期修復。

鶴川:睡眠の質を高めて陸上競技のパフォーマンス最大化を図りたい。


◼︎利用効果

鶴川・塩出:練習後の早期疲労回復に、1.7気圧酸素カプセルでは多大な効果があることを実感。

塩出:大腿骨を故障したが、特に1.7気圧酸素カプセルに入ると傷の治りが(通常と比べて)遥かに早い。

鶴川:1.7気圧酸素カプセル内で2時間程度の熟睡だが、睡眠の質が遥かに向上しているのを実感。


酸素カプセルの使用目的、疲労回復や怪我の早期回復だけでなく、睡眠の質の向上も期待

塩出翔太選手

━━酸素カプセルを使用する目的を教えてください


塩出:高校は多くの陸上競技者を輩出する陸上部に所属、在籍時は学校の1.5気圧酸素カプセルで主に疲労回復、また故障した時は早期回復を促すため週に1回2時間程度利用していました。


鶴川:僕は高校時代、気圧の高さは不明ですが治療院に酸素カプセルがあり、たまに入ってましたが常に利用できる状況ではないため、大学から本格的に使い始めました。

 効果については自分で調べたりコーチやトレーナーさんからの情報も含め、疲労回復や睡眠の質を高めるためには、気圧がより高い1.7気圧の酸素カプセルの方がより効果が高い認識です。

 実際にその効果を実感して現在も利用しています。


鶴川正也選手

━━使用頻度やタイミングはいかがですか?


塩出:きつい練習の後は入るようにしていますね。特に故障の時はほぼ毎日使っています。1回に2時間ほど入りますね。


鶴川:特に駅伝シーズン(10月〜1月頭の箱根駅伝まで)は頻繁に利用していました。朝練後から昼食までの2時間ほど1.7気圧酸素カプセルの中で積極的に睡眠を取っています。


━━塩出さんは高校時代から酸素カプセルを使われていたとのことですが、気圧は今の1.7気圧と全然違いますか?



塩出:えぇ、高校時代は1.5気圧の酸素カプセルを使っていました。大学ではより気圧が高い1.7気圧なので、耳抜きのタイミングや持ち込んだペットボトルの圧縮具合も1.7気圧の方がすごくて気圧の違いを実感しています。疲労回復や怪我の治りも1.7気圧の方が早いと思います。


鶴川正也選手

1.7気圧の酸素カプセル、実際に使用してその効果を実感


━━ 酸素カプセルに入ることで、どのような効果を感じますか?


鶴川:朝練が5時から始まるので、前夜10時台に寝ても、どうしても睡眠時間が短く熟睡ができなくなりがちです。そんな時に酸素カプセル内で2時間寝ると、熟睡できてスッキリした状態になります。僕は狭いところが好きなので寝やすいですし、一度眠るとアラームが鳴るまで、しっかりと熟睡できます。


塩出:僕ら陸上選手って朝食を食べ終わっての午前の睡眠が大切だと思っていて、酸素カプセルの中で寝て、起きたときのスッキリ感(熟睡度合い)が普通に寝てる時と全然違いますね。パッと目が覚める感じ。僕も2時間アラームをかけて寝るんですけど、鳴るまで本当に起きなくて、もう2時間経ったんだって感じで。ぐっすり眠れます。


塩出翔太選手

━━睡眠の質の改善が実感できましたか?


鶴川:常に眠いんですよ。僕。酸素カプセルに入っていない普段の時の睡眠の質を少しでも上げるために、アイマスクを使ったり、口にテープを貼ったりしてます。

 それでも眠りが浅いことがあるんですが、酸素カプセルに入るとスッキリして、熟睡できたと実感しています。


━━心拍数など、何らかの数値を計測したことはありますか?


塩出:心拍数はないですが、以前酸素濃度(血中酸素飽和度)を測った事があります。僕は去年の箱根前に風邪をひいてしまったのですが、肺をやられて、身体内の酸素濃度(通常97〜99%)が95%くらいまで落ちちゃったんです。試しに酸素カプセルに入って測ると結構数値が高くなってて。1.7気圧のため酸素が身体の中に入ってるんだなあと納得しました。


塩出:自分は今、右の大腿骨を疲労骨折によって故障していて、ここを故障するのは3回目ですが、気圧が高い1.7気圧の酸素カプセルに入ると治りが早いと思うので、毎日入っています。


塩出翔太選手と鶴川正也選手

──実際に疲労回復や睡眠の質の効果を実感されて、酸素濃度の数字も出てる。改めて1.7気圧の効果を納得されてますね。


1.7気圧の酸素カプセルの魅力を知った人は必ずリピーターに


━━複数人で利用していますか?一人で利用していますか?


塩出:一人ですね。本当は3人くらい入れるとは思うんですけど、みんな普段寝たいので、1.7気圧酸素カプセルを利用して睡眠の質の良さを知っている選手は枠取りの競争になるんですよ。


青山学院大学陸上競技部の選手たち

塩出翔太選手

━━じゃあ、予約が必要になったりするんでしょうか?


塩出:“早い者勝ち”です。食事を早く済ませて枕を持ってきた人が勝ちですね(笑)。


鶴川:一応ルールもあります。


塩出:名前を書いて、最大2時間利用です。


塩出翔太選手と鶴川正也選手

青山学院大学陸上競技部の選手たち

━━酸素カプセルの使用自体をチームで管理されたりはしていないんでしょうか?


鶴川:完全に自主的な利用です。誰がどれくらい使っているかは、僕たちもはっきりは分からないです。


━━では、酸素カプセルを活用しなくても大丈夫という選手もおられますかね


塩出:いると思いますね。


鶴川:酸素カプセルを利用せず、また利用頻度が少ない選手は、疲労回復に効果的な事をあまり信じてないと思います。


━━塩出さんや鶴川さんがオススメしても?


鶴川:我々からすると1.7気圧の酸素カプセルの効果を体感し利用機会を少しでも増やそうと思っているので、正直なところ周囲にその良さを言いたくないです。他の選手に酸素カプセルが盗られるんで(笑)。


鶴川正也選手


塩出:酸素カプセルを利用していない選手からすれば、実際に体感していないので、本当に良いのかおそらく分からないと思います。もし使ってみたら興味を持つと思います。


鶴川:疲労回復や睡眠の質など高気圧酸素カプセルが身体に良いってのは知ってると思うんですけど、優先順位が低い感じですかね。みんなの前で酸素カプセルが良いみたいな情報を共有する機会もないので。もし言えば取り合いになるのであまり言いたくないのですが、実際に酸素カプセルに入ったらみんな入ると思いますよ。やはり1.7気圧の効果が良いので。


━━でも1.7気圧の効果が部員に知れわたると利用競争が起きますよね?


塩出:そうですね、もしその時は何が何でも勝ち取ります(笑)。


まとめ:青学の選手で1.7気圧酸素カプセルの効果を知っているのはごく一部。しかもその効果を部員に共有すると競争原理が生じるので、あまり喧伝していないという事実。


 このことは自分自身のベストパフォーマンスに心血を注ぎ込み、また昨日より今日、今日より明日と、日々タイムの短縮を目指す陸上競技選手にとって、如何に1.7気圧酸素カプセルの効果が得難く、また代替えが効かないものかを如実に表している。


 身体全体に等しく加圧して効率的に酸素を取り込み、疲労回復や睡眠の質の向上、そして怪我の早期回復など、利用する選手にとっては1.7気圧の酸素カプセルが選手生活を支える基盤となっている。


 ちなみに青山学院大学陸上部の選手は、個々人の調子や課題に合わせた個別練習メニューは日々用意されているが、疲労回復や怪我の早期回復、ましてや睡眠の質などに関しては個人の考えと手法に委ねられているとのこと。


 青学の選手たちは、自分に合った方法を自ら選び、最高のパフォーマンスを発揮している。今回取材した1.7気圧の酸素カプセルを利用せずに別の方法で体調を整える選手も当然いる。これら生徒の自主性を重んじるのも、永年にわたって箱根駅伝の常勝校としての伝統だと今回取材して感じた。

※この記事は個人の感想であり、効果・効能を示すものではありません。


塩出翔太選手と鶴川正也選手

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